LED照明と有機EL照明

2020/01/20

電流を流すと光を発する仕組みをLED(発光ダイオード)といいます。
このLEDを使った照明器具は、光を発するときの効率性に優れているのですが、
同じ明るさを得るための消費電力を、従来の白熱電球と比べてみますと、その差は10分の1ほど。
きわめて少ない電力で使える照明器具なのです。

また、LED照明は、寿命もほかより優れています。

・白熱電球・・・約3000時間
・蛍光灯・・・・約10000時間
・LED・・・・・約40000時間

比較を見てみますと、非常に長いことがわかります。
取り換えの手間が少なく済みますし、何より経済的です。

点灯した直後に光り、明るさを調整することもできます。
スイッチのオン/オフの多い洗面所やトイレなどで使用しても
寿命が短くなるといったこともありません。

有機EL(有機エレクトロルミネッセンス)は、
最近では少しづつテレビコマーシャルなどで見かけることが多くなりましたが
みなさまご存知でしょうか?

じつはこれもLED照明の仲間です。
仕組みのはなしは、むずかしいのですが、ポイントだけをお話しますと
「発光層が有機化合物からなっている」ということです。

いままでは、あまり発光効率は良くなかったのですが、
近年の技術改良の結果が表れてきたおかげで
2015年あたりから、その発光効率がだんだんと高まってきた照明器具です。

いまや、蛍光灯やLEDと並ぶまでになりました。
LED照明とおなじように、高効率な照明器具として注目を集めはじめています。
これから、幅広く普及していくと思われますので、
照明器具の交換される際には、有機ELもふくめてご検討されるのがおすすめです。

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