エアコンをもっと省エネに~室外機に打ち水を~

2019/12/24

冷房使用しているときのエアコンは、室内の熱エネルギーを室外機によって吸収しています。
その熱を外気に向かって室外機から放出する仕組みとなっているのですが、
外気の温度が高いほど、室外機からの熱が放出しにくくなります。
結果的に冷房の効率が悪くなり、電力エネルギーの使用量が多くなってしまうことになります。

このようなときは、室外機に打ち水をするのがおすすめです。
なにもしないときよりも、冷房の効率がアップしますよ。

室外機にかかった水が蒸発するときの潜熱(気化熱)で、室外機の温度が下がり、
熱が放出されやすくなるからです。

散水の方法は、手作業でこまめに打ち水をするほかにも、
自動散水機やドライミストなどの装置を使っておこなう方法もあります。
いずれの方法でも、室外機の周辺にこまかい霧状の水分を散布することがポイントです。

打ち水は、省エネ効果をアップさせる方法として、たいへん有効です。
室外機だけでなく、屋根への散布も効果的です。
夏場の屋根の温度は50℃以上にまで上がります。
しかし、打ち水をすることによって、温度の上昇をおさえ、屋根材の劣化を抑えるとともに
空調エネルギーの節減にもつながります。

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