コンセントのはなし
2019/09/20
コンセントの種類
私たちの身の回りにある電気製品は、
電力の確保をするためのコンセントが欠かせないですよね。
便利な電気製品はたくさんありますから、
コンセントの数は多ければ多いほど便利ですが、
無計画に設置するのは、かえってよくありません。
コンセントは、電圧や接地の有無によって種類・形状が違います。
次の表をご覧ください。
出典元:https://electric-facilities.jp/
いろんな形状がありますね。
みているとなんだか顔の表情にも見えるような気がしてきます。
日本の一般的な家電製品の電圧は、100Vのものがほとんどです。
これは世界で最も低い電圧で、
感電した場合の危険性が少なく、安全性が高いといえます。
いっぽう、IHクッキングヒーターやエアコン、
業務用の冷蔵庫などの大きな電力が必要な電気製品は、
100Vではなく200Vのコンセントを使います。
100Vの電気製品に200Vの電力を供給するとどうなるでしょうか?
規定以上の力が発生し発熱するといった大変危険な状態になってしまいます。
こういった事態が起きないようにするために、
コンセントの形状はいろいろあるのです。
また、一般的な電気製品がもし万が一に漏電した場合
人への感電を防いで、漏電遮断器(漏電ブレーカー)を確実に作動させるために
接地極(アース)を設ける必要があります。
冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器などの調理家電や、洗濯機といった
水にぬれる可能性が高い電気製品のコンセントには、
こうしたアース付きのコンセントを設置するように
義務付けされているんですよ。
こうして安全性は確保できるようになっています。
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