オール電化はコスト削減になる?

2019/05/20

一時期、住居を新築する場合やリフォームなどを行う場合に推奨され人気のあったオール電化は、今コスト的にどうなのでしょうか。

ガスなどは使用せずにすべて電気の利用とするオール電化の良いところは、なんと言っても火を使わないという部分です。

そのため、調理をしていても、暖房器具を使用していても火事の出る心配はありません。特に小さなお子さんや高齢のお年寄りを抱えている家族にとってはとても重要なことで、特に雪国に住んでいる人にとっての冬季の暖房器具を電気にすると、外出するからとストーブを消すなどの火の始末をする必要がなくなるのは、コスト削減以上にメリットの多い部分でもあります。

オール電化はコスト削減につながるというフレーズでオール電化化が勧められて頃の電気料金は確かにとてもリーズナブルでコスト削減に繋がるものでしたが、現在のオール電化は、コスト削減につながるのかと言ったら残念ながら料金プランの改定などによってそうでもないというのが現状です。

どの程度のコスト削減を目指すのかにもよりますが、ガスや灯油などほかのどれよりもコスパ削減となるものではないことを理解したうえで、選んでみることが大切です。